やりたい事、やりがいのある事と希望の給与やポジションが一致しない事ってありますよね。給与は低いけど、自分がやりたいことをやる!と言うのも大切ですし、やりたい事ではないけれど、待遇がいい!と言うのも同じく大事です。むしろ、お金は生きていくうえでとても大切ですので、どちらかと言うとやりたい事ではないが、給与がいいから働いている。という人の方が多いのではないでしょうか。
私は、これまで「やりたい事だけど待遇が納得いかない」会社と「やりたい事ではないが、待遇が良い」会社を行ったり来たりしてきました。これは年齢や人生の節目において価値観が変化することと、将来を見据えたキャリアプランの中で、今は一足飛びに希望のポジションに行けないから、一度別のステップを踏むという事を意図的にやっているからでもあります。
最終的に自分がやりたい事を納得してできるように
20代の時は、給与が幾分か低くても自分のやりたい事をやったり、将来の夢に向かって勉強だと思って働くことはとても大切な事だと思います。結婚をしたり子供ができる30代では、そうは言ってもある程度納得感のある給与が欲しくなるでしょう。40代以上になってくるとある程度立場を持って仕事をすることも多くなります。私は自分はどのタイミングで最も理想とする就業状態に到達できるかを描きながらそのステップとして転職をする様に意識しています。
給与とポジションは入社後に上げればいい?!
人によって違うとは思いますが、私はこれまでの転職経験の中で体感したことの一つとして、「給与が下がっても良いからこの仕事をしたい」と言う選び方はあまりハッピーな結末を迎えません。仕事にやりがいを感じても、どうしても給与は生活の基盤を変化させてしまいますし、今まであったものが無くなると、「なくなった」と言う意識の方が強く感じてしまうからです。ましてや同じ職場には、同じ仕事をしていてもあなたより高い給与の方が必ずいるわけで、本当だったら自分もあのポジションで高待遇で仕事をしているはずだったのに。と程度の差こそあれ、少なからず感じてしまうことがあるでしょう。入社後にポジションアップしていくことはかなり大変なことが多いです。入社のタイミングできちんと納得のいく待遇で入ると言うことは極めて重要です。
急がば回れ
敢えて違う会社に出て行って、改めて希望するポジションに帰ってくるというやり方もあります。外資系ではよくあることかもしれませんが、私も某外資系企業aで働いていた頃、「別の部署でやりたいポジションがあるんですけど、どうしたらいいですか?」と言う部下の問いかけに、一度外に出て、スキルアップしてからもう一度戻ってきた方が早いかもね。と言う会話をしたことがあります。同じ会社にいるからこそ学べることも多分にありますが、自分が担当する現業務の中で希望する他の仕事と関係を作り成果を出して異動や昇進をしていくと言うことは難しいことが多いです。
もちろんそれができる事もありますが、多くの場合人員削減の中で、その人の担当領域の業務はパツパツに詰め込まれているはずです。その人がいなくなれば、穴を埋めることは大変ですし、その人が次のポジションでしっかりとした成果を上げることができるのか見極めるよりも、他社で既に成果を上げている実績のある人を連れてきた方が間違いないという判断をされるのは合理的と言わざるを得ません。
逆に、だからこそ一度外に出ると言う選択肢を有効活用する手があります。ご自身の経験を高く評価してくれる会社で、新たな業務/ポジションに挑戦し、学びを深めた後でもう一度その会社に帰ってきたり、或いは別の会社でやりたい事を実現していく方がよほど近道です。
目標から逆算して得たいものを見極める
自分が到達したい目標に、英語が必要なら英語を勉強しながら仕事もできる外資系企業にと勤めてみるという手もあります。裁量のあるポジションで仕事をしたいなら、社内での昇進よりも転職でそのポジションレベルに先に行ってしまうという手もあります。
目標達成の為に、複数の転職が必要になることもあるでしょう。しかし、目的に向かって一貫して自分のストーリーに沿って転職をしていれば、「転職回数が多い」とネガティブに受け取られることはなく、むしろ筋の通った人として評価をされることの方が多いです。その為にも是非、まずは自分がいつどういった状態になっていたいのかをしっかりと考え、自分のストーリーを描いてみてください。



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